RHS 主催の春のガーデニングショー、Malvern Spring Gardening Showが5月、10-13日開催されていました。
昨年は、10万人の来場者数を記録。毎年、多くの来場者数のある人気の春のガーデニングショーの1つ。 チェルシーに会期が近いことから、日本の方には、知名度の薄いガーデニングショーかもしれません。
しかしながら、穏やかな緑のMalvernの丘の下、空気も澄んでいて、ガーデニングショーの立地条件は、チェルシーよりワンランク上であると思います。
なんと、今回は、初めての試みで、このショーのfloral artコンペに 発参加!
入賞は、残念ながら、果たせませんでしたが、達成感もあり、収穫も多かったチャレンジでした。
フラワーコンペ エントリーのいきさつ
Floristory 修了したのは、2年前。日々の忙しさにかまけて、未だかつて大きなイベントのコンペにトライしたことがなかった。いきなりチェルシーは、敷居が高いので、 同じRHS主催のMalvern Spring Gardening Showのフローラルアートコンペにトライすることに決定。
Class 8 Little things mean a lotとClass 9 Summer Parasol 2カテゴリーにトライすることにしました。
Summer Parasol 部門 出品作品
花材:トクサ、カラー、グロリオーサ、コデマリ、フリージア
パラソルの枠は、ワイヤーに金刺繍糸を巻きつけたものを作成)
トクサのすだれ状のものをパールをあしらった。
デザインポイント:外国人エントリーが少ないこのコンペ、日本的でかつ、夏っぽいデザインを意識した。カラースキームは、赤、黄色、白。
Summer Parasol 作品群(中央が私の作品:存在感ありでしょ?)
Little things mean a lot 部門 出品作品
25cm四方の台座に入ることが規定の小さいプチサイズの作品。
花材:グロリオーサ、スプレーキク、コケ、ベアーグラス、ソフトラスカス
こちらも日本的なテイストを出そうとお重箱ににぎやかに
小菊を敷き詰め、中央にトクサのライン、アクセントにグロリオーサを使った。下段には、苔を敷き詰めた。ガラスのお猪口には、保湿ジェルを使い、菊と(笹っぽく見える)ソフトラスカス をあしらった。
Little things mean a lot 部門の 作品群↓
(ミニチュアガーデンアレンジ)
(CDを使ったコンテンポラリーな作品)
(ミニバラを使ったぺティサイズのアレンジ。オアシスを小さくカットしたものを使っている。)
コンペを終えて正直な感想
正 直な話し、どうやらRHSのジャッジは、古風なトラディッショナルがお好みのようで、コンテンポラリーや 国調デザインは、お好みでないようでした。他のカテゴリーでもコンテンポラリーな作品は、かなり優れていても入賞していなかった。。 作品の評価ポイントにFresh Materialを使い、何らかの技術を使ってあること、Fresh Materialが全体の多くの割合で使ってあること、 カラーハーモニー、バランス、デザインも評価の対象に入っていた。
私は、これらを意識して作品を作ったけれど、サマーパラソルで入賞した作品群の多くは、ドライマテリアル主で、Fresh Materialは、 全体の10%くらい、デザインは、(私が思うに)70年代っぽい、カラー使いも派手な作品が多い、というのが率直な感想。
この辺の価値観は、外国人である私と古風好みのジャッジとの間に大きな温度差があったと思う。残念ながら、入賞は、果たせませんでしたが、初参加とあって、 ジャッジがどんな作品傾向が好みなのか、コンペ事態、どんな雰囲気なのか、実体験でき、よい体験でした。自分の中では、がんばりと達成感でゴールド!と同等のものを獲得したものと思っています。
今後も自分らしさのあるよい作品を作れるよう、感性を磨き、がんばっていこうと思っています♪
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