2015年 12月 10日
遠い日の記憶、昭和のクリスマス
ブログテーマ;遠い日の記憶、昭和のクリスマス
キーワード;#クリスマス #昭和のクリスマス #ノスタルジー #遠い日 #いつかのクリスマス #思い出
#家族 #イギリス
それは、私の7歳のクリスマスイブのこと、遠い記憶。
お父さん遅いわね、どうしたのかしら?
クリスマス・イブの夕食の準備を終えた母がつぶやいた。
クリスマス・イブの夕食を囲んで父を今か、今かと待つ私と母と妹。
父から電話があった時には、7時半までには、帰るからと言っていたのに
もう8時半を回っていた。
おかあさ~ん、お腹すいた。。妹が待ちきれずに半泣き。。。
ピンポーン♪ ドアベルが鳴った。
「ただいま~!」父の声。父帰宅!
遅かったわねえ。。母が少し怪訝そうに父に言った。
「いやいやあ。。。これを探すのに手間取っちゃって。。。遅くなってごめんな。。。ほらっ、これ!!」
そう言って父が取り出したのは、生のモミの木だった。
これもあるぞ、みんなで飾ろう!と言い、父がツリーのオーナメントも取り出す。
「わあ!すごい!!おとうさん、」と私。
お腹がすいたことも忘れ、みんなでわいわい言いながら
家族で夢中でモミの木の飾り付けをした。
「ほら、触るとモミの木の香りがするだろう、これが生の木のいいところだよな。」
確かに森の中にいるような木枝の香り。
初めてだけれどどこか落ち着く不思議な香り。
うん、いい香りだね。
自然に囲まれた西伊豆の町で生まれ育った父。
父にとって自然は身近な存在なのだろう。
今から思うとこれが今で言うところの花育?(植物育)だったのかもしれない。
このモミの木、実家の花壇の片隅に母が移植して
屋外ツリーとして今でも楽しんでいる。
大人になってからもクリスマス時期になると
この遠い日ののクリスマス・イブの思い出が蘇る。
異国の地から故郷に思いを馳せMerry Christmas。。。。
モミについて調べてみました
モミ(樅、学名:Abies firma)は、マツ科モミ属の常緑針葉樹。
日本に自生するモミ属で最も温暖地に分布し、その北端は秋田県、南端は屋久島に達する。
西洋のモミ;
ドイツの有名な定番クリスマスキャロル、「樅の木」はヨーロッパモミ、(別名シロモミ)がモデルである。
クリスマスソングの「モミの木」はヨーロッパモミ、別名シロモミ。
ヨーロッパモミ(Abies alba)
ルーマニアからスイス・フランスに至るヨーロッパ中央部の広い範囲と、スペインのピレネー山脈等に分布。樹高は50mに達する。
ドイツ語名はWeiß-Tanne(白いモミ)、種小名albaは「白い」の意味である。
ヨーロッパでは、クリスマスツリーに「ヨーロッパトウヒ」「ドイツトウヒ」をといった、同属別種の常緑樹が主に使われる。
モミの花言葉;「時間」「時」「永遠」「高尚」「昇進」
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by muppetpuppet1
| 2015-12-10 01:17
| Memory Lane;遠い記憶